「明日、私の秘書たちが、私がアメリカ大統領選挙に候補者として参加するための必要書類を提出する予定です」と、9月7日付けのオンライン・マガジン「TPM」宛に送られたEメールの中で明かした。「この近々の48時間、私たちはコメントを差し控えます。そして木曜日にはニューヨークに出発し、そこで「フォックス・ニュース」テレビにて、(ホワイトハウスをめぐっての戦いに参加することについて)公式に発表します。」
マカフィー氏がどの政党から出馬するつもりなのかについてはまだ明らかになっていない。これに先立って2日前、彼は「今のところはまだ大統領選出馬についての噂に、“本当だとお墨付きを与える”ことはできません。私の支援者たちと私は、近日中に、これについての決定をしたいと思います」と述べていた。
ロシアのマスコミの伝えたところによるとジョン・マカフィー氏は、商業的なアンチウイルスソフトを開発したパイオニアと考えられている。
マカフィー氏はかなり風変わりな人物である。彼は法律的に問題を起こすことでよく知られている。マカフィー氏が移住したベリーズ(中央アメリカの国)の警察は、2011年4月にマカフィー氏を 隣人であるアメリカ人グレゴリー・フォーラがカリブ海の島で銃殺されたことに関与したとの疑いで数時間拘束した。マカフィー氏は尋問を受けた後、告訴されることなく、釈放された。マカフィー氏は2012年、違法に国境を越えたとしてグアテマラでも逮捕された。その後、アメリカに送還された。