多数の職員が一斉に摘発されるとあって、国防総省は、イスラム国問題のデータの分析について根深い、組織的な問題があったとの疑いを強めている。ある高官は「諜報機関上層部に悪性腫瘍があった」と述べている。
軍事当局主任検査官が中央軍上級アナリスト2名から訴えを受けたのは7月のこと。オバマ大統領に提出された報告では、イスラム国の脅威が著しく過小評価されていたという。中央軍司令部は意図的に取得された情報を修正していた可能性がある。さらに50人のアナリストがこの疑義を支持している。
この数か月、米国のオバマ政権は、イスラム国との戦いを薔薇色に思い描いていたが、それもイスラム国がモスルやファルージャといった大都市を制圧するまでのことだった、とThe Daily Beast。