新社長はライバル社の無料携帯ゲームの躍進や自社ゲーム機Wii Uの不振など困難な状況の中で難しい舵取りを迫られる。
任天堂は年内に独自のスマートフォンを発売するほか、新ゲーム機(通称NX)の発表も控えている。
君島氏は7月に55歳で亡くなった岩田聡前社長の後任となる。この2か月間は竹田玄洋氏や宮本茂氏(「マリオ」シリーズの生みの親)が社長代行を務めていた。
君島氏は2006 ~2013年、任天堂の北米代表部を率いた。それ以前には「ポケモン代表取締役」を務めていた。
当初は次期社長は宮本氏が有力とされていたが、結果的には経営経験の豊富な君島氏が選ばれた。