ホワイトハウス「アサド政権支持を続けるならばロシアの国際的孤立を強化する」と警告

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米ホワイトハウスのジョシュ・アーネスト(エルネスト)報道官は、記者会見で「国際有志連合に加わらず、シリアで単独で行動するというロシアの決定は、アサド大統領体制を支持するとみなされても仕方がない。そうした立場は、ロシアのさらなる孤立を招くだろう」と警告した。

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ラヴロフ外相:ロシアはテロに対する防衛力を高めさせるためシリアに軍事技術を供給し続ける
アーネスト報道官は、ジャーナリストの質問に答えた中で次のように述べた―

「ロシアのそうした態度は、国際社会からのさらなる孤立につながり、米国を筆頭とする有志連合を支持する他の60カ国に反対する事を意味する。」

シリアでは2011年3月から、軍事紛争が続いており、その結果、国連のデータでは、22万人が死亡した。シリア政府軍に対し、様々な武装グループに属する戦闘員らが抵抗している。その中でも、最も活発に活動しているのが、過激派グループ「IS(イスラム国)」と急進派組織「ジェブハト・アン-ヌスラ(ヌスラ戦線、勝利前線、勝利戦線の意味)」だ。

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ラヴロフ外相:ロシアがシリアを支援すればイスラム国が強化される云々は言語道断
米国は、アサド大統領の退陣を画策しており、大統領に対するいかなる援助にも反対している。一方ロシアは「国際有志連合」に対し、これまで何回も、「IS」と戦うために国連安全保障理事会後援のもと、シリア当局と協力すべきだと訴えてきた。

先にロシアのラヴロフ外相は「ロシアは、シリア指導部がテロリストと戦うため、彼らに軍事技術支援をしているし、今後もそれを続けることを決して隠しはしない」と言明した。

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