鈴鹿サーキットで土曜、第3(最終)レースが行われた。21歳のロシア人レーサーの自動車がコースを外れ、バンプに激突、横転した。
事故後、選手は、無線で、「大丈夫だ」と伝えた。
事故でレースは中止となった。明日、ポールポジションからドイツ人ドライバー(メルセデス)のニコ・ロズベルグ氏がスタートする。
鈴鹿では昨年、フランス人ドライバー(マルシア)のジュール・ビアンキ氏が事故を起こした。同氏はコースを外れて飛び出し、レッカー車に衝突。頭部に外傷を負い、三重県四日市市の病院に運ばれ、手術を受けた。のち、11月にニースの診療所に移動して、今年の7月17日、意識を回復しないまま、亡くなった。25歳だった。日本グランプリ組織者はこれを受け、サーキットの安全措置を強化した。