両者はいくつかの分野で協力を発展させることを検討中という。具体的には、日本の先端テクノロジーを道路建設に適用すること、漁業インフラに関する日本の経験をロシアに応用すること、両地域間の観光交流などが話し合われている。両
知事の会談ではビザ発給条件緩和についても話し合われる見込み。
「渡航障壁を緩和すれば、北海道を訪れる観光客数は増大するだろう。ロシア人がサハリン州内のチェックポイントを通過して北海道に渡る場合、滞在時間が72時間以内ならビザが要らなくなる、といった方向性が検討されている」とサハリン州知事広報。
なお、日本の学者らは10月、サハリンで樺太時代の遺構の保存に関するシンポジウムを開く計画であるという。