福島第一原発2号機の核燃料、7割以上が融解していた

© AP Photo / Koji Sasahara, Pool東京電力
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福島第一原発事故当時、2号機にあった核燃料の7割以上が融解していた。しかし、その正確な所在は判明していない。今日発表された名古屋大学の研究報告で明らかになった。

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それによれば、「70~100%の核燃料が融解していた可能性は極めて高い」とのこと。名古屋大の研究チームは今年3月にこうした見方を示したが、より正確なデータを出すためにさらに数か月、詰めの作業が行われていた。

先に東京電力はコンピューターによるモデリングをもとに、溶け落ちた核燃料は全体の57%である、と発表していた。しかし名古屋大の研究チームによれば、核燃料の摘出作業は予想されたより困難で、大規模なものとならざるを得ない。

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