2011年3月の東日本大地震後、福島第一原発事故が起きたことで、それ以後日本のすべての原発の運転が中止されていたが、今年の8月11日2年ぶりで、まず川内原発第1号機が再稼動した。すでに2号機では、核燃料を装填(そうてん)する作業が始まった。14日までに157体を入れることになる。なお再稼動前の最終的な点検は、10月9日からスタートする。
原発再稼動を目指す現地当局の方針にもかかわらず、日本人のすべてが、再稼動の必要性を求める日本政府の考えに賛成しているわけではない。世論調査によれば、再稼動に賛成している人々の割合は15%を少し超える程度に過ぎず、ほぼ半数が反対している。