報道部がツイッターで発表したところによると、アサド大統領は、「ロシア、シリア、イラン、イラクを含む連合は、成果をあげなければならない。そうでなければ、地域は破壊されてしまう」と述べた。
その他にもアサド大統領は、政治システムに関する議論について、これはシリアの内政問題だと指摘した。
アサド大統領は、次のように強調している-
「シリアの将来は、政治的対話と新憲法に関する全国民的な投票をもとに決められるだろう。私も政府も、そうした方法を支持するだろう。しかし対話について言えば、それには、テロリストに対する戦いに勝利して初めて着手することになるだろう。」
このように強調したアサド大統領は、シリアに関するロ米間のコンタクトは、シリアの内政への干渉ではないか、ロシアの援助がシリアの内政干渉をもたらさないか、との質問に対し、次のように答えたー
「ソ連そして後のロシアとシリアの関係は、60年以上に及ぶものだが、この国が、わが国の内政に干渉したことは一度もない。反対にロシアとBRICSの他の国々は、シリアに関するしかるべき国連安保理決議への違反や干渉を克服しようと試みている。こうした国々は常に、将来の政治機構や、誰が大統領になるのかなど、内政問題にかかわることは、シリア国民自身が解決すべきだと、強く主張してきた。」