ジュネーブでアナン国連アラブ連盟合同特使の報道官を務めるアフマド・ファウジ氏は声明を表し、悲劇的事件の捜査を行なうのは「国際社会の代表らだ」と語った。ファウジ報道官はこの捜査委員会には米国は参加してはならず、その理由を「(米国が加われば)独立したプロセスにはならないから」と述べている。
米軍司令部は、空爆はアフガン軍の要請によるものとして正当化を試みている。アフガン駐留米軍のジョン・ケムプベル司令官は、米国防総省は最初から空爆は直接的な危険にさらされていた米兵を守るという誤った試みであったことを認めていたことを明らかにしている。ところが実際の状況では米軍人らへの直接的な危険性は存在していなかった。
こうした一方で国連の捜査にどういった証拠が提出されるかも、最終的にこの犯罪の責任を誰が負うことになるかも現時点では不明。