リビアのテレビ「アル・マヤデエン」の記者、アリ・ハシェム氏は自身のツィッターのなかで写真を公開。写真にはイラン人のカセム・スレイマニ将軍がシリアでの作戦を前にイラン兵士に教示をたれる姿が映し出されている。これより前のマスコミ報道では、シリア政府軍が攻撃を開始する前にまず、ロシア軍が爆撃を行なうようロシアを説得したのは、イランのスレイマニ将軍だったことを明らかにしている。
#IRGC Quds force commander Gen. Qassem Suleimani arrived in #Syria for the expected military campaign pic.twitter.com/9ImJOEZnh6
— Ali Hashem علي هاشم (@alihashem_tv) 13 октября 2015
マスコミ報道では、スレイマニ将軍は少なくとも2度、秘密裏にモスクワを訪れ、交渉を行なっていた。ロイター通信はこれより前、スレイマニ将軍の最初のモスクワ訪問によって、ロシア指導部はアサド体制支持のためにはシリア領内に空爆を行う必要性を認めたと報じていた。
アレッポ近郊での大規模な戦いの開始時期が近いことについては、ロイター通信はシリア指導部内の2つの消息筋から情報を得ている。
ある消息筋は「この地域における大規模な作戦の準備は明白だ。シリア軍で大規模な動員が進んでおり、ヒズボラのエリート戦士らも動員されている。またここ数日の間にイランから数千人の兵士がすでに到着した」と伝えている。