プーチン大統領は、次のように語った-
「我々の米国のパートナーは、政治的解決などの非常に重要な方針に関する直接対話を拒否するのに、なぜシリアでのテロリズムとの戦いに関するロシアの行動を批判できるのか、私にはよく分からない」。
プーチン大統領は13日、ロシアはモスクワでシリアに関するハイレベルの軍関係者の国際会合を実施し、米国にメドヴェージェフ首相を団長とする代表団を派遣することを提案したことを明らかにした。
なおロシアのラヴロフ外相は15日、米国はロシア代表団を受け入れないと発表した。
ロシアのペスコフ大統領報道官は、米国がロシア代表団を受け入れない意向であることに遺憾の意を表し、対話の拒否は、シリアならびに地域全体をテロ組織「IS(イスラム国)」から早急に救済することの助けにはならないとコメントした。
米ホワイトハウスのアーネスト報道官は、米国が協議を拒否したことについて、「米国は、ロシアがシリアにおけるISとの戦いで建設的な貢献を始めるまでは、協議の実施に関心はない」と説明した。