演習には米国、カナダ、スペイン、フランス、英国、オランダ、ドイツ、ノルウェー、イタリアが参加する。米国の軍艦4隻が他国の8隻の合流して演習が行われる。具体的には、スコットランド沖にある英国のヘブリディーズ演習場から発射された、弾頭を搭載していない弾道ミサイルの撃墜が行われる。また、より近距離から発射された対艦ミサイルの撃墜も行われる。
統一対空対ミサイル防衛システムというコンセプトの枠内で、数種のミサイルに対する共同行動を訓練する目的の演習。米海軍の軍艦30隻あまりに搭載されている弾道ミサイル追尾システム「イージス」や誘導ミサイルSM-3を宇組む自動指令・誘導システムも投入される。
米国とNATOはイランの脅威を理由に欧州における共同防衛を10年以上にわたり訓練している。