エジプトのナビラ・マクラム移民相は子どもらの年齢について11歳以下だったことを確認した上で、イタリア政権は子どもたちを収容する施設を提供していることを明らかにした。
アフリカ諸国からの移民をよそおい、奴隷売買を目的とした欧州への違法な児童輸送が行われていることについて、これより以前、人権擁護組織やマスコミで取り上げられていた。国際移住機関エジプト部のアスワット・マスリヤ部長はロイター通信からのインタビューに対して、現在、欧州に存在し、どこにも登録されていない未成年移民の占める割合は「危険なほど高い」と語っている。