「バシャール・アサドを支援しながら調整などと言われても意味がわからない」。「自由シリア軍」のアフマド・サウド代表がアル・アラビアTVのインタビューで述べた。同氏によれば、ロシア軍の作戦は「IS対策というよりシリア政府軍への支援」である。
この発言は、先にロシアのラヴロフ外相が、「ロシアはシリアの愛国主義反体制派を空中支援する用意がある」と述べたことに対する反応。なおラヴロフ外相はあわせて、「米国はどこにテロリストがいてどこに愛国主義反体制派がいるかについて情報提供を拒んでいる」とも述べている。
あわせてラヴロフ外相は、「ロシア政府はアサド氏または反体制派の個別利益でなく、シリアの国益を重視している」とも述べている。