「STEM」社は、再びチェコのEU加盟について決めることになったとしたらどうするか?と質問した。調査では、回答者の62パーセントが反対、賛成すると答えた人は、わずか38パーセントだった。
なおチェコ人の58パーセントが、EU加盟国であることにネガティブな感情を抱いており、その中には、難民を危惧している人々もおり、このような人々は増えているという。
また難民の流入を恐れている回答者の65パーセントが、EU加盟国であることに穏やかな不満を表明した。なお難民を恐れていないと回答した人々の中で、EUについてネガティブな感情を表した人は、わずが39パーセントだった。
世論調査の結果、EU加盟に関する意見は、年齢や学歴、また政治的見解によっても異なることが分かった。
世論調査では、親欧州派の人々は、主に30歳未満であるとの結果が出た。なおEUに満足している人は、全ての年齢層で減少しており、45歳以上の人々、特に中等教育あるいは高等教育を受けた人々の間で少なくなっている。
また政党別では、右派政党の有権者が、EUに対して最も肯定的な態度を示している。その中でも、「TOP 09」党の有権者59パーセントがEUに満足しており、満足度が最も低かったのは、「ボヘミア・モラビア共産党」で、満足していると回答した、「ボヘミア・モラビア共産党」の有権者は、わずか16パーセントだった。