中国外務省は、サイト上に次のような声明を発表した―
「我々は現在、しかるべき情報を確認中だ。もしマスコミ情報が事実と一致しているなら、我々は、米国側に対し、自分達の今後の行動をよく考え、軽挙妄動を慎み、何もない所に諍いを創り出さないよう求める。」
先にロイター通信は、米国防総省の消息筋の情報を引用し、米海軍のイージス駆逐艦「ラッセン」が、中国の人工島の12カイリ・ゾーンに間もなく入り、そこに数時間留まるだろうと報じた。ロイター通信のデータでは、現在「ラッセン」はすでに、パトロール活動に入り、スプラトリー諸島の一部であるスビ島(あるいはスビ礁)及びミスチフ島(あるいはミスチフ礁)沖を航行した。
米国は、すでに以前から、中国が人工島を建設し、その主権を12カイリにまで拡大しようと試みている事に反対している。