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フォーブス誌のランキング
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フォーブス誌のランキングは編集部の主観的選択によるもの。 2015年11月5日, Sputnik 日本
2015-11-05T21:20+0900
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 写真, 中国, ドイツ, 英国, バラク・オバマ, ウラジーミル・プーチン, アンゲラ・メルケル, ロシア, 米国
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フォーブス誌のランキング
2015年11月5日, 21:20  (更新: 2022年5月4日, 22:02) フォーブス誌のランキングは編集部の主観的選択によるもの。
政治家、宗教指導者、投資家、実業家、慈善家、芸能人などが次の諸点をもとに評価される。その決定が何人の人に影響を与えるか。
所有し、または使用権限をもつ資金の量。
どれだけ広範囲に活動し、影響を与えているか。どれだけ活発にその影響力を活用しているか。

ウラジーミル・プーチンは分析素材となる諸点において3年連続自らに並ぶものを持たなかった。「クリミアを強奪し、ウクライナで代理戦争を勃発させたロシアに対し、国際社会は制裁を行い、ルーブル暴落で国内経済は深刻な不況をきたしているが、プーチン自身には何らの痛痒もなかった。6月には支持率が89%という記録的な水準に。10月にはシリアの「イスラム国(IS)」拠点空爆を開始した。バシャール・アサド大統領とも会見し、地域における米国・NATOの立場を弱くし、ロシアの国際的な影響力を高めた」とフォーブス誌。

アンゲラ・メルケルは世界を代表する大国を統治し、世界一影響力ある女性の座を、はや10年キープしている。グローバル危機の中でドイツ経済を巧みに発展させ、一方で、ギリシャ危機への介入によって欧州の一体性を守ることにも一役買った。また、対IS作戦を活発に支援し、ウクライナ紛争の処理にあたっても仲介者として、ウラジーミル・プーチンとともに現行の和平合意の保証人となっている。

大統領任期最後の1年、オバマの影響力は著しく低下し、国内の支持率もめったに50%を超えなくなったが、それでも国際社会におけるその重要性は、統一欧州の主人格であるアンゲラ・メルケルと、中東紛争における新たな主役としてのウラジーミル・プーチンに次ぐものである。

カトリック教徒の精神的指導者であるフランシスコ法王は就任数年で教会の保守的なイメージを根本的に変えた。9月には6日間の日程で米国を訪問し、国連の議場において、気候、移民、中東における宗教的少数派の迫害その他の問題を訴えた。

国家主席は自らが持つ世界第2の経済大国のリーダーとしての影響力を慎重に行使している。就任以降、市場改革を活発に進め、幅広い政治的視野を示している。

ゲイツは有人のポール・アレンとともにMicrosoftを創業、「各家庭にPCを」を目的にした。5月、ゲイツは、社会格差の是正のために創設した慈善基金がエボラウィルスの被害者支援に取り組む事、この6年間で飢餓対策に7億7600万ドルを使うことを発表した。

女性最初のFRB議長は急速に影響力を強めている。就任とタイミングを合わせて米国経済は危機を脱した。今後の課題は米国にアメリカン・ドリームへの信仰を取り戻すことだ。

デヴィッド・キャメロンは前任の誰にも出来なかった事業を成し遂げた。首相として自らが属する保守党の議席を大幅に伸ばし、下院で過半数の議席を獲得した。今年の議会選で保守党は絶対多数を確保、デヴィッド・キャメロンは単独政権を成立させた。

ナレンドラ・モディは就任後の1年でインドのGDPを7.4%成長させ、バラク・オバマや習近平と会談して国際社会における地位を向上させた。モディ改革はインドのテクノロジー市場における影響力を増大させたが、自らの立場を強化するためには、今後も党改革を進め、野党へのグリップを強くすることが不可欠だ。

ラリー・ペイジは1998年にスタンフォード大の別の学生、セルゲイ・ブリンとともにGoogleを創設、2001年まで初代CEOを勤めた。その後10年間は製品の改善に傾倒し、2011年に最高経営責任者のポストに戻った。2014年10月、ピチャイが機動的な経営を担い、ペイジは長期的戦略問題に取り組む体制に入った。Google共同創設者はまた、シリコンバレーで代替エネルギーを最も活発に推進する一人として知られている。ペイジとそのチームはSidewalk Labsという、都市問題やモバイルサービスの改善に取り組む研究機関を立ち上げた。

イーゴリ・セーチンは世界一影響力ある人間の右腕と見られている。その彼も、また彼の率いる国営会社「ロスネフチ」も、ロシアがウクライナ紛争に軍事介入した疑いをもとに導入された米国のビザおよび財政制裁の対象となることを免れなかった。「プーチンは彼を誰よりも信用している。プーチンが信用する人物にはもれなく影響力と金銭がついてくる」(マーク・ガレオッティ、ニューヨーク大)

ミレルはロシア経済の最重要兵器である国内最大企業、ガス独占企業のガスプロムを経営する。イーゴリ・セーチンとの相違点は、自らも自らの企業もロシアと欧米の制裁戦争への参加を免れたこと。

ロシア最富裕のビジネスマンの一人で、株式を巧みに多角配分している。製鉄大手「メタロインヴェスト」、ロシア第二の携帯電話事業者「メガフォン」、主要ビジネス紙「コメルサント」の支配株を握る。この億万長者はさらに、影響力あるロビー組織、ロシア産業企業家同盟の一員である。2013年に彼は「祖国への貢献」で第4位勲章を授与された。