同州当局教育課長モハメド・カザク氏によれば、「9月以降、ラタキア州では生徒4500人がロシア語を学んでいる」。主に州内の大都市、たとえばラタキア市や、ロシア空軍が基地にしているフメイミム空軍基地に隣接するジェブラ市を中心に人気が広がっているという。リア・ノーヴォスチが伝えた。
また、地元外国語大のアヴラス・オトマン学長によると、昨年、大学でロシア語を学んだ学生は80人だったが、今年は619人に増えたという。
シリアに移って20年になるイルクーツク出身のエレーナさんは若者たちにロシア語を教えている。「街で会った時にロシアの飛行士にスパシーバと言うためにロシア語を学びたい、と多くの学生が言っている。また、『あなたがたがここにいてくれて私たちはとても嬉しい』というのはどう言うのか、とよく聞かれる。彼らは、私たちを守るために私たちの上空を飛んでくれる人たちの言葉を知るのが単に興味深いのだ、と言う」とエレーナさん。