「対ミサイル防衛および欧州のセグメントはイランの弾道ミサイルからの防衛用だと保証されたが、我々はイランの核問題の状況は調整され、しかるべく合意が結ばれ、しかもしかるべき議会によって承認されていることを知っている。対ミサイル防衛システムについての作業はそれでも続行されている。」
「こういうわけで、イランや北朝鮮の核ミサイルの脅威に言及することは真の目的を隠蔽するのみであり、彼らのその真の目的とは米国およびその連合国以外の核保有国の、すなわち当然ながらまずロシアの戦略核ポテンシャルを中性化することだ。そしてこれによって、断固とした軍事的優位とそれから得られるあらゆる結果を獲得しようとしている。」
プーチン大統領は、米国MD展開に関してロシアは戦略核ポテンシャル強化の報復措置を採るとして、次のように語っている。
「ロシアは戦略核軍事力のポテンシャル強化の必要不可欠な措置を採る。対ミサイル防衛システムについても作業を行う。際1段階では何度も言ってきているように、攻撃システムに取り組む。これはあらゆるMDシステムを克服できるものだ。」