1人は、フランス国籍のイスマイル・オマル・モステファ容疑者(29)。フランス議会の議員でフランス中部シャルトルのピエール・ゴルジュ市長が、フェイスブックで伝えた。市長によると、イスマイル・オマル・モステファ容疑者は、少なくとも2012年からシャルトルに住んでいたという。
2人目は、セルビア経由で西欧に入ったシリア国籍のアフメド・アルモハメッド容疑者。セルビアの新聞ブリッツが伝えた。
3人目は、アブドゥラクバケ・B。フィガロ紙が報じた。なお、同容疑者の詳細については伝えられていない。
13日金曜、パリでは連続テロ事件が発生。10区にあるレストランで不審者がいきなり発砲し、サッカーの独仏戦が行われ、オランド仏大統領も観戦していた「スタド・デ・フランス」スタジアムのすぐそばで3度の爆発が発生したほか、11区のバタクラン劇場のコンサート会場ではテロリストらが人質を取って立てこもった。
パリのテロでは129人が死亡、252人が負傷となっていた。99人が危篤とのことだった。
一連のテロについて「イスラム国(IS)」(ロシアでは活動を禁止されている)が犯行声明を出している。