15理事国が全会一致で採択した。決議は、国連の全加盟国に対し、国際法に則り、また各国に可能な範囲で、テロ防止のため、最大級の過激派組織であるISおよび「アル=ヌスラ戦線」対策について協調するよう求めるもの。
決議はアル=ヌスラ戦線をはじめとするアルカイダ系組織のすべてを国際平和および安全保障上の脅威と認定。テロリストらがイラク・シリアの広い範囲に打ち立てた「安全地帯」を破壊するよう呼びかけた。
また決議は、国連加盟諸国に対し、イラク・シリアへの外国人の流入を防止し、テロリストへの資金の流れを止め、石油や文化財の売却益がテロリストに流れ込むのを止めるよう呼びかけている。タスが伝えた。
決議はまた、6月26日にチュニジアのスーサで、10月10日にアンカラで、同31日にシナイで、11月12日にベイルートで、同13日にパリで行われたISによるテロを非難し、チュニジア、トルコ、ロシア、レバノン、フランス各国政府に哀悼の意を表している。