EU加盟国のある代表団の消息筋は、「制裁の延長は、『コレペール』のレベルで協議される」と語った。なおこの消息筋によると、現時点でEUの対ロシア経済制裁に関する文書案は準備されておらず、「近いうちにも、準備される可能性がある」という。消息筋は、EUの首脳らが12月17・18両日のサミットで、対ロシア経済制裁に関する最終決定を検討すると伝えた。
また別の消息筋によると、「コレペール」は来週、12月のサミットの最終コミュニケ案の作業を開始し、そこには恐らく、対ロシア制裁に関する決定が盛り込まれると思われる。なお来週、サミットの「決定の方向性」に関する作業が行われる見込み。