「間違いなく、我々はIS対策でロシアとの軍事同盟に入ることはない」。シュピーゲル誌のインタビューで述べた。
長官によれば、ドイツもEUも、シリアのアサド大統領やシリア軍と協力する気はない。彼らの行動によってこそ、数十万のシリア市民が家を追われ、トルコや欧州への逃亡を余儀なくされた、と長官。
先にドイツのライエン国防相は、ドイツ空軍のシリアにけるフライトのコースやデータはロシアには提出されない、と述べている。
金曜ドイツ議会はドイツ軍を対IS作戦に参加させることを承認した。作戦は来年12月31日まで続き、予算は1億3400万ユーロ、兵員数は1200人となる予定という。
具体的には、シリアに4-6機の偵察機「トルネード」を派遣し、またフランス空母「シャルル・ド・ゴール」の地中海における活動を支援するためフリーゲート艦を派遣することが予定されている。