ロシア代表「一方的なEUの対ロシア制裁導入は人権違反」

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国連のジュネーブ支部においてロシアの常駐代表を務めるアレクセイ・ボロダフキン氏は、昨日木曜日に開かれた国際会議「ロシア・欧州;危機脱出からの道」で発言し「EUによる一方的な対ロシア制裁導入は、自由移動の権利も含めた人権違反だ」と指摘した。

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EU加盟国常駐代表 対ロシア制裁延長に関する検討を延期
ボロダフキン常駐代表は、次のように述べた-

「EUは、ロシアに対し、直接的な人権違反をしている。一方的な対ロシア制裁導入は、従来の国際法の観点から見て不当であるばかりか、発展、移動の自由や然るべき労働に対するものなど、ロシア市民の権利を侵すものである。」

このように指摘したボロダフキン常駐代表は、欧州諸国に対し、この25年間にロシアで生じた人権の擁護や進展における進歩を認めるよう求め、次のように続けた-

「なぜなら欧州自体、数百年間それを必要としてきたからだ。しかも我々は、まさに欧州が、テロリズムと不法移民の大量流入の脅威にさらされている今、欧州の人権的価値観に文字通りひびが入った事を見ないわけにはいかないからである。

ロシアは、人権遵守や人間の自由の問題に関し、西側と平等で誠意ある対話を行う事を支持している。」

 

 

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