逮捕されたのは、カルナタカ州の住人、モハムマド・スィラジュディン容疑者31歳で、昨年4月からジャイプールで働いていた。ラジャスタン州警察反テロ作戦部隊の発表によれば、スィラジュディン容疑者は、ダーイシュの考え方を広めたり、若者をリクルートしたりするため、特別のネットワークを使ったグループを利用していた。
州警察のスポークスマン、アロク・トリパティ氏は次のように伝えている-「彼は、ダーイシュのために人々をリクルートしていたと言ってよい。ダーイシュのイデオロギーを宣伝する目的でWhatsApp,やTelegram, Facebookなどのソーシャルネットワーク上に、いくつかのグループを作っていた。彼は、自分の罪を認めた。警察は現在、彼がラジャスタン州内でさらに誰かとつながりを持っていたかどうかを特定するため、捜査を続けている。」
州警察はスィラジュディン容疑者の家から、彼のパソコンの他、宣伝雑誌「ダビク」数冊を押収した。州警察の発表では、彼は、何らかのテロ行為の立案には関わっていなかったが、テロ組織のためのプロパガンダ活動を行っていた。
インド内務省によれば、ダーイシュには約20人のインド人が加わり、数人は、すでに戦闘で死亡している。その他、南インドのおよそ150人が、ダーイシュの活動に積極的な関心を示しているとの事だ。