デイリー・メール紙によると、学者たちは世界で最も有名な絵画「モナ・リザ」の2枚目がロシアにあるという説を支持している。学者たちによると、赤外領域で染料を調査した結果、このような結論に達したという。調査コーディネーターのシリヴァーノ・ヴィンチェティ氏は、次のように述べている-
「もちろん、これは仮説にすぎないが、一連の兆候が、ダ・ヴィンチが描いたものであることを示している」。
世界には、ダ・ヴィンチが「モナ・リザ」を数枚描いたという説が存在しているほか、ダ・ヴィンチがこの不朽の名作を完成させ時期も不明だ。
ダ・ヴィンチの作品の専門家カルロ・ペドレッティ氏は、「ルーブル美術館に保管されている作品と、ロシアにある絵画を比較した結果、特に上唇などに、明らかな類似性が見られた」と説明した。
一方で芸術学者たちは、サンクトペテルブルグにある絵画は、ダ・ヴィンチ本人あるいはダ・ヴィンチの弟子によって書かれた可能性があると、慎重な姿勢を見せている。