米海軍、魚雷発見ドローン開発に7億ドル投じるも爆発物発見に失敗

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国防総省内の担当課職員によれば、米海軍は魚雷を発見するシステムの開発に7億ドルと16年を費やしたが、任務を遂行できなかった。CNNが報じた。

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遠隔魚雷発見システム(RMS)と呼ばれるもので、沿岸部の軍事行動を想定し、船舶用に特別開発されていた。

潜水し、海底の魚雷を発見する装置などが予定されていた。魚雷の位置情報を船舶の司令部にリアルタイムで送信し、衝突を回避、または魚雷を適時に破壊するという仕組みだ。

しかし米国防総省内の試験・評価担当課はテストの結果、当該装置は爆発物の発見と無害化について満足のいく結果は出せていない、との結論を下した。たとえば、装置の遠隔操作に問題があったという。ドローンに取り付けられたソナーも批判の的になった。また、自律稼働時間が予定の75時間に達せず、25時間しか稼働できないことも分かった。

CNNによれば、来年初頭にも計画が見直される可能性があるという。開発者は計画の中止の可能性を否定。同システムは「米海軍の採用している魚雷探知方法の中で最も先進的なもの」であると強調した。

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