DNA:プーチン大統領は世界におけるロシアの立場を着実に強化している

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インド空軍元帥でインド紙「デイリー・ニュース・アンド・アナリシス」の軍事評論家アニル・チョルパ氏は、中東におけるロシアの立場の強化は、ロシア大統領の戦略的に重要な行動となり、シリアで航空作戦を開始した後、ロシアは国際舞台へ急速に復帰し始めた、との見方を表している。

チョルパ氏は記事の中で、次のように指摘している-

「プーチン大統領は、『世界の不意をついて』、シリアで『ダーイシュ(IS、イスラム国)』のテロリストに対する特別作戦を開始し、その後、ロシアのスホイ24を撃墜したトルコに対して激しい口調の声明を表した」。

チョルパ氏はまた、ロシアの外交政策の焦点が、アジア太平洋地域に移ったことについても言及し、ロシアは上海協力機構の枠内における協力によって中国との関係を強化し始め、中国、日本、韓国の石油市場に進出したと述べている。

その他にもチョルパ氏は、プーチン大統領がインドとロシアの戦略的パートナーシップを確立したほか、全体的にロシアはBRICSの全加盟国とポジティブな関係を維持していると強調している。

記事の中ではまた、最近3年でプーチン大統領が成し遂げた成果を考慮した場合、米国が大統領選挙で忙しい間に、プーチン大統領がロシアの戦略的立場の強化を続け、国際的な話し合いのために確固とした立場を占めることが可能だと指摘されている。

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