16日、トルコ紙「Habertürk(ニューストルコ)」は、しかるべき文書が欠如しているため、ロシア船籍の商船27隻が拿捕されたと報じた。「Habertürk」は、ロシアがトルコの商船8隻を拿捕したことへの報復措置として、トルコ当局がロシアの商船を拿捕したと主張している。ロシア船の拿捕が始まったのは、トルコがロシアの爆撃機スホイ24を撃墜した11月24日から、12月15日までだという。
匿名の情報筋によると、トルコは当初、トルコ船舶の拿捕を止めさせるための措置を一切講じていなかったが、拿捕が続いたため、トルコはロシア船籍の船に対して同じ方法で報復措置を取ることにしたという。
伝えられたところによると、ロシアとトルコの両当局は、現在の状況について電子メールでやり取りをしており、会談について合意した。なおトルコ紙「ヒュッリイェト」によると、会談がいつ、どこで行われるのかはわからないが、双方はこの問題を解決する意向を表しているという。