「米国の新大統領に関してだが、まず誰がなるのかを知らねばならない。だがいずれにせよ、誰になろうと、我々は対米関係の拡大を図る構えであり、これを望んでおり、先日の米国務長官の訪問は、概して米国側も、共に取り組まねば絶対に解決できない問題を共に解決する方向に進む構えであることを示したと私は考えている。」プーチン大統領は17日の年次大記者会見でこう語った。
プーチン大統領は、ロシアは米国に対して一度も門を閉ざしたことはなかったと強調。「(ロシア)国内で何をすべきか、誰を選出し、誰を選出すべきではないか、どんなプロセスで行なうべきか、ここで常に我々に教えようとしてきたのは米国のほうだ。我々のほうでは決してそれを行なうことはなかった。向こうに口を出すこともない。そんなことは危険だ。我々はオープンであり、米国民が票を投じるいかなる大統領とも作業を行なって行く」と付け加えた。