昨年日本は、国際司法裁判所のしかるべき決定を受けて、南極での調査捕鯨を一時中止していた。
オーストラリアのターンブル首相は、日本訪問の際に、捕鯨再開の決定に不満感を表明したが、安倍首相との会談の際「それが両国関係に影響を与える事はない」と言明した。日豪両首脳は、両国間の貿易・防衛協力及び南シナ海における領土紛争について意見を交換する予定だ。
一方日本政府は、捕鯨は科学の発展のために必要不可欠である事を証明したいとしている。国連のデータによれば、調査捕鯨の名のもとに、日本はクジラ漁を行い、その肉を特に学校給食で利用している。