ある説によると、ロケット弾攻撃を行ったのは、イスラエル空軍だという。
ロイター通信によると、サミール・カンタールに近しい人物がフェイスブックでサミール・カンタールが死亡したと伝え、彼は「殉教者」だと書き込んだという。
シリアの複数のマスコミは、空爆で一般市民にも犠牲者が出ていると報じた。
イスラエルは2008年、国連から任命されたドイツの外交官仲介のもとで結ばれた合意条件に基づき、2006年の戦時中に捕えたレバノンの武装組織「ヒスボラ」の戦闘員4人と、「服役していたレバノン人たちの長老」サミール・カンタールを刑務所から釈放し、レバノンへ引き渡した。サミール・カンタールは自由の身となった。サミール・カンタールは、イスラエル人4人の殺害に関与した罪で終身刑の判決を言い渡され、およそ30年間刑務所に服役していた。