VOAはフリド氏の発言を引用し、次のように伝えた―
「ロシアは現在、問題を外交的に解決したいと考えているようだ。我々は、それを歓迎するだろうし、今年中にこの問題が上手く解決に至ることを望んでいる。
制裁措置は、ドンバスでの選挙が実施され、戦闘行動が止み、ウクライナの東部国境が回復された後、解除されるだろう。」
昨日金曜日、ロシア領カリーニングラド郊外の町ピオネールスキイで、米国のヌーランド国務次官補とロシアのスルコフ大統領補佐官が会談した。6時間に及んだ協議の中で、両者は、ミンスク合意実現化の諸問題を話し合った。なお会議は、非公開で行われた。
会議の詳細については公表されなかったが、スルコフ大統領補佐官は、交渉の中身に満足感を示し、今回のヌーランド国務次官補との交渉について 、妥協点を模索するための「ブレインストーミング」。だったと位置付けた。またスルコフ大統領補佐官は「一連のデリケートな諸問題をめぐって、色々なアイデアが出された。それらは、『ノルマンジー4者』のフォーマットの中で、コンタクトグループにより討議されることになるだろう」と述べた。