報道によれば、日本のコスモ石油は、まず手始めに、テキサス州イーグルフォード産のシェール・オイルを含め、総額10億円分の米国産原油を買い付けた。
日本に主に原油を供給しているのは、サウジアラビアなど中東諸国だが、この地域の状況が不安定化していることから、日本政府は、他の地域からの原油の輸入を模索している。なお日本は、ロシアの消費者向け原油の約8%を買い付けている。
米国産原油の輸出禁止措置は、米国政府がイスラエルを支持している事に抗議して、中東諸国が米国への原油輸出を禁止した1970年代半ばに導入された。