甘利経済生成担当相は「もし原油価格が、過度に下落した場合、日本に否定的な影響を及ぼす可能性がある」と指摘した。
甘利大臣は、次のように述べている―
「原油価格の下落と株安は、密接に関係している。原油価格の下落は、産油国の状況を悪化させており、それにより、投資家達は金融資産を売却している。そうした中には、日本の株もかなり含まれている。原油価格の過度の下落は、我が国の経済に否定的な影響を及ぼすだろう。株安には、日本の努力では、どうにもならない部分がある。」
原油価格の落ち込みと中国の経済成長スピードの減速に対する懸念から、アジア最大の東京市場の日経平均株価は、月曜日の段階で、今年初めに比べ12%以上も値下がりしている。