地元の「ギョーテボルグス・ポステン」紙が警察の発表を引用して報じたところによれば、未成年児童の難民を収容するキャンプで「シリアスな口論」がおき、その結果、女性職員がナイフで数度刺された模様。殺傷事件にまで発展した口論の原因につては明らかにされていない。
女性は病院に搬送されたが、助からなかった。
警察は、センターの住民の1人を拘束していることを明らかにしている。
事件を目撃したセンターの住民の多くはスウェーデン語を話さないことから、事件の検証は困難をきたしている。
22日の「スウェーデン・ラジオ」の報道では、難民移民収容センターでの暴力、危険な行為の発生件数は2014年に比べ、平均で2倍に増えた。センターのある住人は、長い間、難民申請の受理を待たされ、住民らは神経を尖らせ、鬱屈しはじめていると語っている。