上海総合指数は、5.2パーセント安の2749・79となった。通信社ブルームバーグによると、中国の工業企業の株価下落も、香港の ハンセン中国企業株指数の下落を引き起こした。同指数は、3.2パーセント安となった。
中国株式市場で最も成功しているトレーダーの1人、ファン・ウェイミン氏によると、人民元の切り下げや中国の経済成長減速が中国からの資金流出を促進するため、上海総合指数は2016年上半期、さらに15パーセント下落する可能性があるという。
またヘンシェン・アセット・マネジメント社のダイ・ミン氏は、近い将来、中国経済の状況が改善すると期待できる根拠は一切ないとの見方を示している。ブルームバーグが伝えた。