米国、韓国に爆撃用無人機を配備へ

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米国は2016年中に韓国に最新型の無人機「グレイ・イーグル MQ-1C」を配備する構え。これは偵察飛行を行えるだけでなく、ミサイル攻撃も行える。27日、韓国の朝鮮日報が米軍部内の消息筋の情報を引用して報じた。

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それによれば、配備が決まれば、これは韓国に無人航空軍事手段が配備される初めての例になる。無人機「グレイ・イーグル」は軍事的な性能としては米軍がイラク、アフガンで用いている無人機を上回る。韓国への配置換えは2016年7月ないし、最も遅くとも年末までには行われる。

「グレー・イーグル」は暗視カメラを装備し、最長30時間の飛行が可能。韓国と朝鮮民主主義人民共和国の境界線沿いの非武装地域を監視する。朝鮮日報が報じた。

消息筋によれば、この新型無人機を使うことによって米韓両軍は敵のヘリコプター、戦車に対し、およそ8キロ離れた場所からの攻撃が可能となる。

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そのため、各機に対戦車ミサイル「ヘルファイア」、高精度誘導爆弾GBU-44/Bが4基ずつ搭載されているほか、また「空対空ミサイル」バージョンの「スティンガー」の搭載も可能だという。

朝鮮日報によると、無人機はレーザー照準を用い誤差1メートル以内で地上の標的を攻撃可能だという。米国は、1月6日、北朝鮮による4度目の核実験後、韓国への無人機配備を開始した。

米国は、1月6日の朝鮮民主主義人民共和国が4度めの核実験を行ったあと、韓国への新型戦略機の配備を開始した。朝鮮半島南部にはすでに核爆撃を行うことが可能なB-52が配備されているが、北東アジアにおける米国の軍事アピアランスは2隻目の空母「ジョン・ステニス」によって強化されるほかにも、現在、日本に配備されている原子力空母「ロナルド・レーガン」も韓国への配置換えが予定されている。

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