ブルームバーグ通信の試算によれば、チェーンに属さない個人営業のガソリンスタンドや、Hess,(ヘス)Andarko Petroleum(アンダルコ石油)Occidental Petroleum(オクシデンタル石油)ConocoPhillips (コノコフィリップス)、Murphy Oil (マーフィーオイル)各社の石油加工工場が昨年被った損失は、138億ドルだった。その主な原因は、昨年一年の原油価格の落ち込みである。
分析会社シュティーフェル・ニコラウス・アンド・カンパニー(Stifel Nicolaus & Co.)の専門家、マイケル・スキュラ氏は「独立系大手石油企業が、自分達の2016年度予算をどうするのかに興味がある。大部分は、現在の原油価格では『過酷』な支出削減に踏み切らざるを得ないだろう」と見ている。
ブルームバーグ通信によれば、昨年、石油ガス採掘部門の北米企業の時価総額は、3000億ドルも下がった。