ピノ石油産業相は1日、ロシアのノヴァク・エネルギー相と会談し、翌2日、ロシアの大手石油各社と話し合いを行なう。ベネズエラ国営石油会社(PDVSA)が明らかにした。
PDVSAを率いるピノ石油産業相はロシア訪問の後、カタールを訪れ、OPECの議長を兼任する同国のサダ。エネルギー相と会談した後、今度はイラン、サウジアラビアを訪問する。
ピノ大臣は「これから主要4カ国と会い、OPEC加盟国、および非加盟国に対するベネズエラの公式的な提案を伝える」と語っている。
ベネズエラのマドゥロ大統領は数週間前に、「この錯乱状態を止めるために」2月に産油国全てを集めたOPEC緊急総会を開く提案を行っている。