中国中央部には珍しいこの大雪。間が悪く、ちょうど旧正月(春節)の休暇に入る前に降り始めてしまった。この日、普段は交代制で働く何百万人もの労働者が故郷で春節を祝おうと列車に乗る。ところが悪天候で南部とつなぐ交通は麻痺したが、この時までにすでに広州駅には5万人以上の利用客が集まっていた。
現在、広州駅では5200人の警官が警備にあたっており、利用客に対しては、駅に向かうのであればインターネットでまず時刻表の変更を確認してから、と呼びかけている。
大雪で広州では空港に行く手段も失われてしまい、交通渋滞で400人以上が飛行機に乗り遅れている。
中国政権の予測では、春節の期間、およそ300万人が国内を移動する。