ラヴロフ外相はイタリアの雑誌「リメス」のインタビューで、次のように語った-
「独立した外交政策を実施しながら、ロシアは常に、協力の発展に同じように関心を表す全ての人々との幅広い協力の発展に向けて開かれている。ウラジーミル・プーチン大統領は、我々が敵探しへ向かうことはないと繰り返し指摘している。」
またラヴロフ外相は、次のように述べた‐
「米国と他の一連の西側諸国が、国や国民を『自分のもの』、『他人のもの』に分けようと目指しているのは、今ある問題の解決に役立たないだけでなく、国際情勢の緊張を悪化させるだけであり、これは中東や北アフリカ情勢が明確に証明している。
残念なことに、欧州には現在ロシアに対して「歴史的恨み」をはらそうとする勢力がおり、我々の大陸で紛争レベルを上げるために大きな努力を行っている。
それと同時に、この複雑な状況においてさえも、我々のイタリアのパートナーを含む欧州の国々の多くが、欧州の状況を改善する上で、ロシアとの建設的な対話への支持に嘘偽りなき関心を表しているのも喜ばずにはいられない。このような傾向を高く評価している。」