この人物は「ソーニャ」という匿名の女性で、彼女は、昨年11月13日のテロ事件後まもなく、アバウドと彼の従妹アスナ・アイト・ブラセンと会った。彼女の証言では、アバウドはその時「難民グループの1人として文書も持たずにEUに入った。グループは、およそ90人、皆テロ組織の活動分子で、中にはフランス人、英国人、ドイツ人、イラク人そしてシリア人がいた」とのことだ。
新聞「ウォールストリート・ジャーナル」は又、フランスやドイツ、スペイン、英国を含めEU諸国に、アバウド・グループの戦闘員、50人から60人程度が入り込んだと報じている。