原油価格上昇、アジア市場休場を背景に

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8日、原油価格がやや上昇。これには、旧正月での祝日を迎え休場となったアジア太平洋地域の市場取引量の縮小が反映されている。市場データがそれを示している。

モスクワ時間8時23分現在、北海ブレント原油4月先物の価格は1.16%上昇し、1バレル=34ドル45セントの値をつけた。

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8日、旧正月の祝日でシンガポール、香港、韓国、インドネシア、マレーシア、フィリピン、台湾市場は休場。一方の中国市場ではこの一週間、取引は行われず、15日に再開される。

市場関係者の注目を集めているのは産油国の大臣らの会合の行方。前日7日、ベネズエラのエウロヒオ・デリ・ピノ石油相はサウジアラビアのアラビン・アリ・ヌアイミ石油相と会合を実施しており、この中でOPECおよび他の産油国との協調の可能性について話しわれている。

また翌々日の10日には、ジャネット・イエレン米連邦準備制度理事会議長が米下院金融サービス委員会で発言を行う。米連邦準備制度理事会の金融通貨政策の長期的な調整はドルの動きと石油相場に影響する可能性があることから、投資家らはこの発言からヒントを引き出そうと期待している。

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