モスクワ時間15時33分の段階で、北海ブレント原油の4月先物価格は1,94%下がり、1バレル=33,40ドルとなった。またWTI原油の3月先物価格は2,80%下がり、1バレル=30,02となった。先にこの価格は、30ドルを割り、1バレル=29,96ドルまで落ちていた。
投資家達は、これまで通り、原油市場のグローバルな過剰供給を懸念している。新聞「ザ・ウォールストリート・ジャーナル」は、アナリストのケヴィン・ノリッシュ(Kevin Norrish)氏.の次のような分析を伝えている―
「需要が弱まっている。需要が増えなければ、好ましいレートは、恐らく保てないだろう。銀行のデータによれば、世界の2大消費国、米国と中国の原油需要は、悪い方向への急転換を示した。」