メヘルによると、イランの主要輸出市場ならびに戦略的市場である日本へのイラン産原油の輸出量は、制裁が発動されていた時期と比べて最高レベルにまで増加し、昨年12月から現在までに34パーセント増えた。
一方で日本の原油輸入先のトップは今も変わらずサウジアラビアで、輸入量は日量およそ116万バレル。
イラン国営石油会社(NIOC)の国際事業担当責任者モフセン・カムサリ氏は、「イラン国営石油会社は、日量およそ35万バレルを輸出して日本の原油輸入市場の10パーセント獲得を目指している。この目標が達成された場合、イランは日本の原油輸入先で第3位となる」と述べている。メヘルが伝えた。
メヘルは、日本の製油所はイランの原油を好んでいるとし、その理由として、イラン産原油の品質は日本の製油所の技術的ニューズを最大限満たすからだと指摘している。