黒田総裁は18日の参議院財政金融委員会で演説したなかで、特に2大経済大国の米国と中国や、ユーロ圏、日本は必要時に行動を調整しあうことが極めて重要と強調し、G20サミットで国際金融市場を安定化を助けるあらゆる策が行なわれることへの期待を表した。
G20財務相、中央銀行総裁サミットは2月26-27日上海で開催。黒田総裁はG20加盟国のなかでも数カ国の経済、金融状態に焦点が集まるとの見方を示している。
黒田総裁はまた、日銀が2%の物価上昇目標の枠内で1月に決めたマイナス0.1%金利政策について説明を行なう構えを表した。