報告書は2011年から2015年までの主要な通常兵器と軍事装備の供給データの発表に関連して作成された。
SIPRIのランキングによると、最大の武器供給者5カ国が世界全体の武器輸出の33%を占めており、そのトップは米国。
米国製武器の最大の需要者は中東で、全体の41%を占める。米国の最大の顧客はサウジアラビア(9.7%)、アラブ首長国連邦(9.1%)、トルコ(6.6%)となっている。
米国からの主要な通常兵器の供給は、全体として、過去5年間で27%増加した。
最大の輸出国のランキングの2位がロシアで、シェアは25%に達した。ロシア製武器のこの5年間における主な需要者はインド(39%)、中国(11%)、ベトナム(11%)の3カ国。
最大の輸出国、第三位はフランス(シェア5.6%)で、以下中国(5.9%)、ドイツ(4.7%)と続く。
全体では、2011年から2015年の間における主要な通常兵器の国際供給は、その前の5年間に比べて14%増加した。