「セルビアを自陣営に引き入れようとするNATOの試みは一種の侮辱」―ロシア外務省

© Sputnik / Maksim Blinovロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官
ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官 - Sputnik 日本
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ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官はTVチャンネル「ロシア1」に出演した中で、米国の爆弾による外交官の死を背景にセルビアをNATOに引き入れることはセルビアに対する侮辱であるとの見解を表した。タスが報じた。

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「西側は徐々にNATOにセルビアを引き込み始めている。『モンテネグロともどもNATOに入るべきだ。それが安全につながる。我々はあなた方を守る』などと言われる。彼らはセルビアにも同じことを言う。人が人質にされているという情報が存在しているときに爆撃を行いながら、どうやってその国を守ることができるのか。何が安全か。何の話をしているのか」

ザハロワ氏によれば、「これはストックホルム症候群と言われる、一種の侮辱である」。「犠牲者に自身を愛することを強要し、彼らはそれを望んでいるのだと公に認めさせる」ことをそう呼ぶのだという。

米国によるダーイシュ(IS、イスラム国)拠点への空爆でリビアで拉致されていた2人のセルビア人外交官が死亡したと報じられており、セルビアのアレクサンドル・ヴチチ首相もそのことを確認している。

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